ウエイトスタックとは、ピンを入れ替えたりボタンを押すだけで簡単に重量を替えられるトレーニングマシンの総称です。
例えば、大胸筋を鍛えるチェストプレスができるこのマシンも、ウエイトスタック式マシンの1種となります。
自宅では難しいトレーニングが簡単にできるというメリットがある、ウエイトスタック式トレーニングマシンをできる限りまとめてみました。
ジムを検討される際は、どんなマシンが置いてあるのか事前に確認してから入会してください。
読みたいところへジャンプ
1. 上半身を鍛えるウエイトスタック
まずは上半身を鍛えるウエイトスタック式トレーニングマシンをご紹介していきます。
1-1. 大胸筋を鍛えるウエイトスタック
チェストプレスマシン
大胸筋のトレーニングができるチェストプレスです。画像はアメアスポーツが展開するブランドPRECORのチェストプレスマシンです。

Chest Press DSL0404 – Precor
バタフライマシン(ペッグデックマシン)
次はバタフライマシンです。ペックデックマシンとも呼ばれたりします。画像はPowerhouse Fitness社のBodyMaxブランドのペックデックマシンです。
バタフライマシンは、座る向きを変えるだけでリアデルトもしくはペックフライができる点が特徴です。
リアデルトは三角筋を鍛えるトレーニングです。
ペックフライは座った状態でダンベルフライと同じ動きをできるので、大胸筋内側を鍛えることができます。
ケーブルマシン
ケーブルマシンも大胸筋を鍛えるウエイトスタックマシンの1つです。
ケーブルマシンでやる大胸筋のトレーニングでは、ケーブルクロスオーバーが有名です。両腕を身体の前面でまっすぐ交差させる筋トレです。
画像はブランズウィック・コーポレーション社がLifeFitnessブランドとして展開しているケーブルマシンです。
三角筋を鍛えるウエイトスタック
ショルダープレス
三角筋を鍛えるウエイトスタックでは、ショルダープレスマシンが有名です。
写真は、Body-Solid, Inc.がBody-Solidブランドで展開しているショルダーマシンです。

Shoulder Press Machine SSP800
広背筋を鍛えるウエイトスタック
広背筋のマシントレーニングといえばラットプルダウン。
写真は、ジョンヘルステック社が世界的に展開しているMATRIXブランドのラットプルダウンマシンです。

MATRIX G7 DIVERGING LAT PULLDOWN G7-S33
ラットプルダウンマシンには大きく2種類かあり、敷地面積が低いジムでは次のマシンが置かれていることが多いと思います。
このマシンなら取っ手を変えればラットプルダウン以外もできるので、効率的にスペースを活用できるからです。
写真は、インパルス・ヘルステックのラットプルダウンマシンです。ケーブル式なので、前後左右の自由度が高く中級者~上級者向けです。

Impulse Escalate Lat Pulldown and Vertical Row
腹直筋を鍛えるウエイトスタック
腹直筋を鍛えるトレーニングマシンはアブドミナルといいます。
アブドミナルという用語には腹直筋という意味もあります。
写真は、ジョンヘルステック社が展開するMATRIXブランドのアブドミナルマシンです。

Matrix Abdominal Crunch G3-S51
腹斜筋を鍛えるウエイトスタック
腹斜筋を鍛えるためには身体をねじる必要があるので、前述したアブドミナルでは鍛えることができません。
そこで登場するのがロータリートルソーです。写真はアメアスポーツが展開するPRECORブランドのロータリートルソーマシンです。

PRECOR – ROTARY TORSO
下半身を鍛えるウエイトスタック
続いて、下半身を鍛えるウエイトスタック式トレーニングマシンをみていきましょう。
ハムストリングを鍛えるウエイトスタック
太ももの裏側にある筋肉群をハムストリングといいますが、膝関節を曲げることによって収縮させることができます。
ハムストリングを鍛えるトレーニングマシンをレッグカールといいます。写真は、イタリアにあるTECHNOGYMブランドのシーテッドレッグカールマシンです。

TECHNOGYM SELECTION PRO – LEG CURL
レッグカールにはうつ伏せになって行うバージョンもあります。写真は、ドイツのシュネル社が販売しているレッグカールマシンです。

SCHNELL – Leg Curl Machine
大腿四頭筋を鍛えるウエイトスタック
座った姿勢でスクワットと同じ動きができる筋トレがレッグプレスです。写真は、イタリアのテクノジム社が販売しているレッグプレスマシンです。

TECHNOGYM SELECTION – LEG PRESS MED
レッグプレスは大殿筋なども導入するコンパウンド種目ですが、大腿四頭筋のみを鍛えることを目的にしたアイソレーション種目もオススメです。
膝関節をまっすぐ伸展させることで大腿四頭筋が鍛えられる、レッグ・エクステンションができるウエイトスタック式トレーニングマシンもいいですよ。
写真は、サイベックスのレッグエクステンションマシンです。

CYBEX – LEG EXTENSION
内転筋を鍛えるウエイトスタック
内転筋は両足を閉じることで鍛えることができます。写真は、フリーモーション社が販売しているアダクション用マシンです。

FreeMotion EPIC Hip Adduction / Abduction