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目覚めてすぐイヤなことを考えるとワーキングメモリーに悪影響がでる研究

目覚めてすぐイヤなことを考えるとワーキングメモリーに悪影響がでる研究

ABOUTこのブログの運営者

慶應義塾大学商学部卒業。フリーで活動するパーソナルトレーナー。渋谷や新宿、六本木を拠点に活動しています(東京23区は対応可能)。







こんにちは、パーソナルトレーナーのよしおだ。

明日は月曜日でブルーマンデーな皆様も多いかと思うが、嫌なことを想像すると、その後のパフォーマンスに悪影響を与えるという恐ろしい研究論文を見つけたので、ご共有する。

2018年3月15日にThe Journals of Gerontologyで公開された、『Waking Up on the Wrong Side of the Bed: The Effects of Stress Anticipation on Working Memory in Daily Life』にて、ストレス予測がその後の認知機能に与える影響が調査されました。

目覚めたときのストレス予測とパフォーマンスの関係について

この研究論文の目的

この論文の目的は以下。

The aim of this study was to examine the association between stress anticipated for the upcoming day and cognitive function later on that day, and how this relationship differed across age.

以下、私による意訳だ。

「本研究の狙いは、その日のストレス的な出来事を予測することが、その日の認知機能に関係するのか検証し、その影響が年齢層によってどう異なるのかを調べることだ。」

ちなみにこの研究は240人の被験者が対象になっているので、それなりに信憑性があると言えると思う。

さて、では本題をみていこう。

この研究論文の結論

先に結論からお話しよう。

Results from multilevel models indicated that stress anticipation reported upon waking, but not on the previous night, was associated with deficit in WM performance later that day; importantly, this effect was over and above the effect of EMA-reported stress. The detrimental effect of stress anticipation upon waking was invariant across age.

“WM”とは、ワーキングメモリーのことだ。

結論から言うと、目覚めてすぐのストレス予想が、その日のワーキングメモリーの低下と関係することがわかりました。

そしてこれは、年齢によって変わることはなく、何歳の方でも共通して起こることだそうだ。

よしお
ただでさえイヤなことがあるのに、さらにパフォーマンスが悪くなるなんて、私たちの脳はどうしてこんなつくりなんだろうか。。。

ワーキングメモリーとは

ワーキングメモリーとは、一時的に記憶を蓄えておくスペースのことで、この力が弱いと、すぐに物事を忘れてしまい、仕事や勉強に支障がでるようになる。

例えばめちゃくちゃ忙しいタイミングで、上司や先輩に「さっきの会議の議事録を○○さんに送っといて!」と口頭で指示されたとする。

ワーキングメモリーが正常であれば、目の前の仕事を片付けてもこの指示を覚えておけるので、手が空いたら着手できるだろう。

しかしワーキングメモリーにダメージがあると、簡単なことや大切なことでも、すぐに頭から抜け落ちてしまい、「あ、、、、忘れてた、、、、」なんてことになりかねないのだ。

よしお
こうしてストレスが増えるので、さらにワーキングメモリーにダメージが加わる、という悪循環になっていくのだ。

起きてからイヤなことを考えないために

さて、目が覚めてからイヤなことを考えると、1日のワーキングメモリーに影響を与えてしまうことが分かりました。

せっかくこんな素敵な論文を読んだので、明日から起床時はイヤなことを考えないようにしたいのだが、そんなことが簡単にできれば悩んでいないよね。

そこで、私なりにこんな対処法を考えました。

ステップ1. イヤなことを紙に書き出す

まずは、翌日に起こるであろうストレスフルな物事を紙に書き出する。

これは何個書いてもいいだろう。

とにかく、あなたの気持ちを憂鬱にさせる原因を全て書きなぐってくれ。

よしお
このストレスの原因をストレッサーと呼びます。

ステップ2. ストレッサーを避ける方法を考える

日本人は真面目だ。

“和を乱してはいけない”
“空気を読まなくてはいけない”

など、無意識に周囲に合わせる癖がついているので、どんどん心がすり減っていく。

そこで、いっそのことストレスの原因を避けられないか考えてみよう

よしお
簡単ではないことは重々わかっているが、無理して生きてもしかたがないと私は思う。

ステッフ3. 楽しいことを考える(つくる)

最後に、ストレスフルな1日の中に楽しいイベントやご褒美を設定しよう。

我慢しているスイーツを食べるとか、少し早く仕事を切り上げて、お友達とお酒を飲むとか、簡単なことでいいのだ。

大事なのは、目が覚めたときにイヤなことを想像しないように、その日に起こる嬉しいイベントを用意しておくこと。

これで、思考がマイナスになることを抑制できる。

よしお
完璧なやり方ではないが、少しでもストレスなことを考えないように、皆様なりに工夫してみてほしい!







目覚めてすぐイヤなことを考えるとワーキングメモリーに悪影響がでる研究

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