宅リーマン
この記事では、Optimum Nutrition(オプチマムニュートリション)の人気マルチビタミンサプリ【OPTI-MEN(オプティメン)】の成分効果をパーソナルトレーナーが解説しています。
どんな成分が入っているのか、1錠の大きさ、など、OPTI-MEN(オプティメン)に興味がある方向けの内容になっておりますので、ご参考になれば幸いです。
- いろんな栄養をまとめて摂りたい
- ビタミンとミネラルどちらも摂りたい
- 習慣的に運動している
- パフォーマンスを高めたい
- iHerb(アイハーブ)を使っている

OPTI-MEN(オプティメン)のメリット
『オプティメン』には、たった1粒に58種類もの成分が入っています。
摂取したい栄養素が増えるたびにサプリメントを購入していたら、いくらお金があっても足りませんよね。しかも、たくさんのサプリが増えるほど保管場所や管理にも手間がかかって面倒です。こうしたマルチビタミン・ミネラルのサプリは、オールインワンで必要な栄養素が摂れるほうがありがたいです。
- ビタミン13種
- ミネラル9種
- アミノ酸8種
- 植物由来エキス6種
- 精力増強エキス7種
- 酵素4種
- 他11種の栄養素

OPTI-MEN(オプティメン)の成分58種類
『オプティメン(OPTI-MEN)』の栄養成分表を撮影した写真です。
記載されているのは3粒分の量です。
オプチマム(Optimum Nutrition社)はアメリカの会社なので、当然全て英語です。
この記事では、1つずつ日本語に訳しながら解説していきます。
13種類のビタミン
日本でよく売れているネイチャーメイドのマルチビタミンと比較すると、『オプティメン(OPTI-MEN)』のほうがビタミンKを配合しているところがポイントです。
ビタミンA(レチノール) | 10,000IU |
ビタミンC | 300mg |
ビタミンD | 1,500IU |
ビタミンE | 200IU |
ビタミンK | 75μg |
ビタミンB1 | 75mg |
リボフラビン | 75mg |
ナイアシン | 75mg |
ビタミンB6 | 50mg |
葉酸 | 600μg |
ビタミンB12 | 100μg |
ビオチン | 300μg |
パントテン酸 | 75mg |
ビタミンA
ビタミンAは脂溶性ビタミンの1種。肉類やうなぎ、乳製品などに多く含まれています。
過剰摂取すると吐き気・めまいなどを引き起こすばかりでなく、肝障害を引き起こす可能性があるので、多くても1日1~2錠とするのが無難でしょう。
特に、妊婦の方や妊娠を検討している女性の方はご注意ください。
過剰摂取による胎児への悪影響が危険視されているようです。
催奇形性はビタミンAの代謝産物である、レチノイン酸によることが解明されてきました。その欠乏症は、易感染性を惹起すると報告されています。現在、先進諸国では容易にサプリメントとしてビタミンAが手に入り、食品からの摂取も加わり、過剰摂取になる危険性が問題となっています。胎児の奇形としては、耳の形態異常が報告されています。
“食事と先天異常”. 日本産婦人科医会.
http://www.jaog.or.jp/sep2012/JAPANESE/jigyo/SENTEN/kouhou/food.htm (参照 2018-12-30)
ビタミンC
ビタミンCは水溶性ビタミンの1種です。
ライフステージによって必要とされる量が変わります。
妊婦 | 妊婦(10代) | 80mg |
妊婦 | 85mg | |
授乳 | 授乳婦(10代) | 115mg |
授乳婦 | 120mg | |
非妊婦 | 生後6か月 | 40mg |
生後7~12か月 | 50mg | |
1~3歳 | 15mg | |
4~8歳 | 25mg | |
9~13歳 | 45mg | |
14~18歳(男子) | 75mg | |
14~18歳(女子) | 65mg | |
成人(男性) | 90mg | |
成人(女性) | 75mg | |
※厚生労働省の「統合医療」情報発信サイトに基づき編集部作成 |
ビタミンCは水溶性ですので、余った分は摂取後2~3時間で排出されます。
一気に摂取しても意味がなく、何回かに分けて細かく摂取することをオススメします。
『オプティメン』は1粒あたり100mgが含まれているので、1日1粒で十分と言えるでしょう。
ビタミンD
ビタミンDは脂溶性ビタミンの1種。
カルシウムの吸収を促進し骨の成長や形成に関与しています。
妊婦 | 妊婦 | 600IU |
授乳 | 授乳婦 | |
非妊婦 | 生後12か月 | 400IU |
1~12歳 | 600IU | |
14~18歳 | ||
19~70歳 | ||
71歳以上 | 800IU | |
※厚生労働省の「統合医療」情報発信サイトに基づき編集部作成 |
1日あたりの必要摂取量は成人で600IUとされており、『オプティメン』には1粒500IUのビタミンDが含まれますので、やはり1日1粒でOKでしょう。
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンで、抗酸化作用をもつことで注目を浴びています。
私の母親も「美容に良い」と言いながらビタミンEのサプリを飲んでいましたが、脂質の酸化を抑えるので、老化やシミそばかすを防ぐことができると言われています。
ビタミンEには酸化防止作用があり、体内でフリーラジカルによるダメージから細胞を守るのを助けます。フリーラジカルとは、、摂取した食物が体内でエネルギーに変わる時に形成される化合物です。
"ビタミンE". 「統合医療」情報発信サイト.
http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/11.html (参照 2018-12-30)
普通に生活していれば、ビタミンEが不足することはありませんが、過酷なトレーニングなどを行うアスリートやボディビルダーにおいては、場合によっては不足する瞬間があるかもしれません。
そのために、必要摂取量を満たせるオプティメンを飲むのは1つの選択肢ですね。
ビタミンE欠乏症は神経や筋肉に損傷を与える可能性があります。そうした損傷は、腕や脚の感覚喪失、身体運動制御の喪失、筋力低下、視覚障害を引き起こします。免疫機能の低下もビタミンE欠乏症の徴候のひとつです。
"ビタミンE". 「統合医療」情報発信サイト.
http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c03/11.html (参照 2018-12-30)
ビタミンK
ビタミンKは脂溶性ビタミンの1種。
血液を固めたり骨を作る働きを促進してくれます。
通常の食生活でビタミンKが不足することはかなりレアなケースのようで、普通にご飯を食べたりしているのであれば心配する必要はありません。
- 成人男性:150μg
- 成人女性:150μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ビタミンB1
ビタミンB1は水溶性ビタミンの1種。
肝臓においてグルコース(ブドウ糖)と分岐アミノ酸が代謝される働きを促進してくれます。
そのおかげで、代謝されたグルコースとアミノ酸が、血液によって筋肉や脳に運ばれて利用されるようになります。
タンパク質と炭水化物を摂取するなら、ビタミンB1も一緒にとれるといいです。
- 成人男性:1.3~1.4mg
- 成人女性:1.0-1.1mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB2は水溶性ビタミンの1種。
人体を構成する物質(髪の毛・爪・皮膚など)を生成することに貢献しています。
タンパク質と一緒にビタミンB2を摂取すれば、肌ツヤが良くなる効果もあるかもしれません。
不足すると粘膜に異常をきたすので、口内炎や舌炎などを引き起こします。
- 成人男性:1.5~1.5mg
- 成人女性:1.1~1.2mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ビタミンB3(ナイアシン)
ビタミンB3(ナイアシン)は水溶性ビタミンの1種です。
血液の流れを良くしてくれて、なおかつタンパク質の合成も促進してくれますので、トレーニング前に摂取したい成分です。
- 成人男性:15mg
- 成人女性:12mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ビタミンB6
ビタミンB6は水溶性ビタミンの1種。
タンパク質を代謝するために不可欠なビタミンなので、筋力トレーニングや運動習慣がある方は特にたくさん消費しています。
同時に脂肪を代謝する働きも促進するので、内臓脂肪(脂肪肝)になることを未然に防いでくれます。
不足すると神経系統に異常をきたし、足がつりやすくなったりします。
- 成人男性:1.4mg
- 成人女性:1.2mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
筋力トレーニングをしている方なら、1日10gのビタミンB6を摂取できることが望ましいのではないでしょうか。
ビタミンB9(葉酸)
ビタミンB9(葉酸)は水溶性ビタミンの1種で、一般的に葉酸と呼ばれています。ビタミンB9(葉酸)はビタミンB12と一緒に赤血球の生成に必要不可欠なので、不足すると貧血になりやすくなります。
また、細胞の生成を助ける働きもあるので、粘膜を正常に維持してくれます。
不足すれば口内炎などができやすくなるのです。
- 成人男性:240μg
- 成人女性:240μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ビタミンB12
ビタミンB12は水溶性ビタミンの1種。
最後に発見されたビタミンなので2ケタの数字がついているらしいです。
ビタミンB9(葉酸)ととに赤血球の生成に不可欠なので、不足すると貧血になりやすくなります。
これだけでなく、ビタミンB12はメラトニンという睡眠を促すホルモンの分泌を調整しているので、睡眠リズムを整える効果もあります。
- 成人男性:2.4μg
- 成人女性:2.4μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ビタミンH(ビオチン)
ビタミンHは水溶性ビタミンの1種で、別名ビオチンと呼ばれています。ビオチンは糖質のエネルギー産生の副産物であるピルビン酸を、肝臓において糖質に作り変える働きがあります。
つまり、ビオチンが不足するとエネルギー不足による倦怠感や脱力感につながってしまいます。
- 成人男性:50μg
- 成人女性:50μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
パントテン酸(ビタミンB5)
ビタミンB5は水溶性ビタミンの1種で、一般的にパントテン酸と呼ばれています。パントテン酸はコルチゾールの生成を促進してストレスに対応できるようにします。
また、免疫力となる抗体を合成する働きもあるので、不足すると免疫力の低下を招きます。
- 成人男性:3~7mg
- 成人女性:3~7mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ストレスに対処するホルモンであるコルチゾールには血糖値を高める作用があります。そのため、上がった血糖値が元の水準に戻るときに空腹感を感じてしまいうのです。
9種のミネラル
ミネラルの場合はビタミンと違ってたくさん摂取すればいいわけではありません。
必要な量さえ満たしていれば十分に働いてくれます。
よくばって摂りすぎないよう、欠乏しないことだけに注意していただければOKです。
カルシウム | 50mg |
ヨウ素 | 150μg |
マグネシウム | 80mg |
亜鉛 | 15mg |
セレニウム | 200μg |
銅 | 2mg |
マンガン | 2mg |
クロム | 120μg |
モリブデン | 80μg |
カルシウム
カルシウムは骨の合成に必要となる成分です。
しかし、アジア人を筆頭に日本人の多くはラクターぜという乳糖を分解する消化酵素がない乳糖不耐性のため、遺伝的に牛乳からカルシウムを吸収できないと言われています。
- 成人男性:600-650mg
- 成人女性:550mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
ヨウ素
ヨウ素は甲状腺の働きを正常にする役割があります。海藻類に多く含まれているので、日本人は欧米人と比較しても多量のヨウ素を日常的に摂取していることになります。
ヨウ素が不足すると、以下のように甲状腺機能に悪影響を与えます。
- 甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌促進
- 甲状腺の異常肥大
- 甲状腺腫
特に妊娠中の女性がヨウ素不足になると、流産もしくは生まれた赤ちゃんに先天的な異常が発生する確率が高まります。妊婦さんは通常よりも多くヨウ素を含む海藻類などを食べる心がけたほうがいいでしょう。
- 成人男性:95μg
- 成人女性:95μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
マグネシウム
マグネシウムは骨の形成や血栓の予防、脂肪を代謝して動脈効果を防ぐ効果があります。
悪玉コレステロール(LDL)を減らして善玉コレステロール(HDL)を上昇させるので、中性脂肪を減少させて肥満予防にもなります。
- 成人男性:300mg
- 成人女性:220-240mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
亜鉛
亜鉛は男性の性機能を高める効果があることで有名です。
キューティクルの生成にも影響を与えるので髪質を良くすることにもつながります。
抗酸化作用があるのでアンチエイジング効果も注目されています。
亜鉛が不足すると皮膚がカサカサになったり、ひどい場合は味覚障害を招くこともあります。
牡蠣に多く含まれていますが、卵・牛肉・豆腐にも含まれているので、普通の食生活をしていればある程度は摂取できるでしょう。
- 成人男性:10mg
- 成人女性:8mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
セレン(セレニウム)
セレンは亜鉛と同じように抗酸化作用をもつミネラルなので、アンチエイジングしたい方は不足しないように心がけましょう。
また、血圧を調整するホルモンに作用するため、脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があります。
水銀の毒性を除去する可能性もあるとのことで、水俣病の症状を軽くするために研究が進められています。
- 成人男性:30μg
- 成人女性:25μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
銅
銅はあまりミネラルとしても耳にすることはありませんが、赤血球や骨の形成に役立っている大切な栄養素です。
また、摂取した鉄分を人体で利用できるように代謝するときにも必要なので、赤血球の形成とあいまって貧血対策になります。
鉄分の多いレバーにもたくさん含まれていますが、タコや生牡蠣などに含まれています。
- 成人男性:1.0mg
- 成人女性:0.8mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
マンガン
マンガンは体内にある酵素の働きを助ける役割を担っています。
また、マンガン自体が抗酸化作用のある酵素として働きます。
その他、炭水化物(糖質)や脂肪(資質)の代謝を促進してくれたり、骨の形成を助けたりと優秀なミネラルです。
- 成人男性:4.0mg
- 成人女性:3.5mg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
クロミウム(クロム)
クロムはインスリンを分泌する元であるインスリンレセプターを開ける鍵として働いてくれています。
インスリンとは血糖値を下げる役割がある分泌物です。
インスリンが分泌されないと血液中にいつまでもブドウ糖が残ってしまうので、血がドロドロになって動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まります。
クロムは海藻類から多く摂取できますが、魚介類などからも摂ることが可能です。
牛肉やレバーにも含まれているので日常的に摂取できるミネラルです。
- 成人男性:10μg
- 成人女性:10μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
モリブデン
モリブデンもクロムと同じくらいなかなか聞きませんが、体内の酵素の働きを活性化してくれるので、物質の代謝が促進されます。
代謝が促進されると摂取した栄養の利用や排出が進むので、体内に余計に溜まることを防いでくれます。
また、鉄分の利用効率を高める働きもあるので、血液の生成にも一役をかってくれています。
- 成人男性:25~30μg
- 成人女性:20-25μg
引用元:日本人の食事摂取基準(2015年版)
8種のアミノ酸
アミノ酸は僕たちの体には必要不可欠なタンパク質。
筋肉の修復だけでなく脳や内臓を作るためにも必要なので、不足することがないようにしなくてはなりません。
きちんとした食事をしていれば急激に不足することはありませんが、トレーニングや運動をしているとアミノ酸を大量に消費するので、通常の食事だけでは十分な量を補給することはできません。
アルギニン | 1000mg |
グルタミン | |
バリン | |
ロイシン | |
イソロイシン | |
シスチン | |
リシン | |
トレオニン |
アミノ酸は、必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分けられます。
必須アミノ酸とはタンパク質を形成する20種のアミノ酸の中で、僕たち人間が自力で合成できないアミノ酸9種類を指しています。残り11種類が非必須アミノ酸です。
アルギニン
アルギニンはグルタミン酸から合成できる非必須アミノ酸。
グルタミン酸もアミノ酸の1種で、うま味成分であるグルタミン酸ナトリウムの元になります。日本では調味料の『味の素』に含まれていることが有名です。
成長ホルモンの分泌を促進してくれるので、負傷した筋肉の合成やケガの回復にも効果があります。
また、血液中で一酸化窒素を合成する働きがあるので、血管を拡張して血流を良くする効果もあります。
グルタミン
グルタミンは体内で合成できる必須アミノ酸。
グルタミン酸とアンモニアが結合することで生成されます。
グルタミンは筋肉を構成するメイン材料になるので、トレーニングで壊れた筋肉が修復されるために必要不可欠です。
十分にグルタミンを補給しておけば、運動後に破壊された筋肉が早く回復します。
なおかつ、筋肉が分解されるカタボリック(異化作用)を抑える働きもあるので、減量時に筋肉が分解されてしまうことを防いでくれます。
バリン
バリンは人体で合成できない必須アミノ酸の1種で、ロイシン・イソロイシンとともにBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれて重要視されています。
バリンは筋肉の分解を抑制する働きがあります。運動前と運動後にも積極的に摂取することをオススメします。
ロイシン
ロイシンは人体で合成できない必須アミノ酸の1種で、バリン・イソロイシンとともにBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれて重要視されています。
肝臓の働きを高める作用をもち、エネルギー源であるグリコーゲンの利用を促進します。
そのため、運動前に摂取することでトレーニング時のパフォーマンスを高める効果があると期待されています。
イソロイシン
イソロイシンは人体で合成できない必須アミノ酸の1種で、バリン・ロイシンとともにBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれて重要視されています。
神経系統の働きに作用するので、運動前に摂取すると反射速度や瞬時の判断力を高めてくれます。
また、イソロイシン自体もエネルギー源として利用されるので、トレーニング前に摂取すると効果が高くなります。
シスチン
シスチンは体内で合成できる非必須アミノ酸です。
タンパク質として僕たちの毛髪や爪の材料になっていて、肌のシミの原因となるメラニン色素の合成を抑える働きがあるので、美肌・美白効果のあるアミノ酸と言われています。
リシン
リシンは体内で合成できない必須アミノ酸の1種です。
リシン自体が抗体の材料となり免疫力を維持する働きがあります。また、ブドウ糖の利用を促進したりカルシウムの吸収率を高める効果もあるので、僕たちの生活に欠かせないアミノ酸です。
トレオニン(スレオニン)
トレオニンは別名スレオニンとも呼ばれていて、人体で合成できない必須アミノ酸の1種です。
トレオニンは肝臓に中性脂肪が蓄積することを防いでくれるので、肝脂肪を予防する働きがあります。
お仕事柄、飲酒が避けられない方や頻度の高い方はぜひ摂取しておくべきアミノ酸と言えるでしょう。
6種の植物由来エキス
緑茶 | 100mg |
ヘスペリジン | |
無臭ニンニク | |
葡萄種エキス | |
フルーツブレンド | |
野菜ブレンド |
緑茶(カテキン)
緑茶エキスにはカテキンが含まれています。カテキンとはポリフェノールの1種で抗酸化作用があります。
ヘスペリジン
ヘスペリジンは、みかんやゆずなどの皮に多く含まれるポリフェノールの1種です。ビタミンPとも呼ばれ、毛細血管からの出血を防ぐ働きがあります。
無臭ニンニク
無臭ニンニクとはジャンボリーキ(大粒ニラネギ)というネギの1種。
サポニンが多く含まれていて、アルコールの吸収を抑制してくれたり肝機能を高めてくれます。
また、2001年頃までは無臭にんにくと呼ばれていたようですが、日本大学によってシャンボリーキと改名されました。
ぶどう種子エキス
ぶどう種子エキスは、ワインの製造過程で捨てられたぶどう種子から抽出されるエキスです。
ポリフェノールの1種であるプロアントシアニジンが含まれています。
プロアントシアニジンはポリフェノールでもっとも強い抗酸化作用をもつので、動脈硬化といった生活習慣病の予防効果があります。
フルーツブレンド
フルーツブレンドには、オレンジ・パイナップル・りんご・ぶどう・ブルーベリー・クランベリー・パパヤ・キウイ・ビルベリー・ニワトコ・クロスグリが含まれています。
野菜ブレンド
野菜ブレンドには、にんじん・カリフラワー・ブロッコリー・ケール・芽キャベツ・ほうれん草・ワイルドヤムが含まれています。
7種の精力増強エキス
ノコギリパルメットエキス | 50mg |
ダミアナエキス | |
オタネニンジン | |
イチョウ葉 | |
イラクサ | |
かぼちゃエキス | |
生牡蠣濃縮物 |
ノコギリパルメットエキス
ノコギリパルメットは、日本で一般的にノコギリヤシと呼ばれているヤシの1種です。
アメリカ先住民のインディアンの中では滋養強壮に効くとされて嗜まれていたと言われています。
男性向け精力剤として人気で、前立腺肥大や泌尿器系の病気を予防する働きがあります。
ダミアナ葉エキス
ダミアナ葉エキスは生殖能力を高める効果があるとされ、中央アメリカなどの先住民の間では媚薬として親しまれていたようです。
オタネニンジン(朝鮮人参)
オタネニンジンは中国から朝鮮半島にかけて生息している植物です。日本では朝鮮人参という呼び方で親しまれているね。
苦味が強くて美味しくないですが、不老長寿にも効果があると言われていて人気です。
イチョウ葉エキス
イチョウ葉エキスは、その名の通りイチョウの葉っぱから抽出される成分ですが、日本ではあまり知名度は高くありません。しかし、アメリカのサプリメント市場ではとても人気なのです。
というのも、イチョウ葉エキスは脳の血流量を増やす働きがあると言われていて、認知機能を高める効果があるとされています。
キャッチーな表現をすれば、「頭がよくなる」と期待されているわけです。
イラクサ
イラクサは花粉症などのアレルギー体質を改善する効果があると期待されています。
かぼちゃ種子エキス
かぼちゃの種子には多くの種類の不飽和脂肪酸が含まれています。
不飽和脂肪酸とは体内で固まらないサラサラな油です。
飽和脂肪酸は固まりやすいので中性脂肪や血栓の原因になりますが、不飽和脂肪酸は血液中のコレステロール値を調整してくれたりします。
生牡蠣濃縮物
カキにはタウリンが多く含まれているので滋養強壮に効果があると言われます。
また、肝臓において胆汁酸の分泌を促進してくれるので、肝機能を高める効果もあります。
お酒をたくさん飲んだ時はシジミを食べるといいとされますが、しじみにもタウリンは多く含まれているのです。
4種の酵素
パパイン | 50mg |
ブロメライン | |
αアミラーゼ | |
リパーゼ |
パパイン
パパインはタンパク質を分解する酵素なので、お肉などを柔らかくするときに使われます。
パイナップルに多く含まれているので、酢豚で使われたりしますね。
体に溜まった余分な脂肪を分解する働きがあるので、肥満や高脂血症の方にもオススメです。
ブロメライン
ブロメラインもタンパク質を分解する酵素で、パパインと同じようにパイナップルに豊富に含まれています。
炎症を和らげる効果があるので鎮痛剤としても使われていますが、体内に入ると食べ物の消化を助ける働きや筋肉痛などの炎症を和らげる効果が期待されます。
αアミラーゼ
αアミラーゼはでんぷん質(≒糖質)を分解する酵素で、液化酵素とも呼ばれています。
唾液にもたくさんのαアミラーゼが含まれていて、ご飯を食べる時によく噛むことでデンプンが分解されて消化しやすくなります。
αアミラーゼがデンプンを分解するときにデキストリンという食物線維が生成されるそうです。
リパーゼ
リパーゼはすい臓に存在する消化酵素の1種で、食べ物に含まれてる脂肪分を分解してくれます。
脂肪分解酵素と言えますね。
他11種の栄養素
αリポ酸 | 25mg |
PABA | 10mg |
コリン | 10mg |
イトール | 10mg |
ホウ素 | 2mg |
リコピン | 500μg |
ルテイン | 500μg |
αカロテン | 140μg |
バナジウム | 100μg |
βクリプトキサンチン | 34μg |
ゼアキサンチン | 28μg |
アルファリポ酸
アルファリポ酸には強い抗酸化作用があり、アンチエイジングや生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
PABA
PABAとは、アメリカの食品医薬局(FDA)が唯一認めている「飲むUVカットサプリ」。
日本では飲む日焼け止めとしても販売されています。
コリン
コリンは、脳内神経物質である「アセチルコリン」の元となる物質。
肝機能を高める効果があり、コリン不足すると脂肪肝になるリスクを高めるとも言われています。
イトール
イトールは血液中の脂肪分を分解する働きがあるので、脂肪燃焼サプリメントとして日本でも販売されています。
ホウ素
ホウ素は保存料として使われていますが、最近ではビタミンDの働きを助ける効果があることがわかっています。
ビタミンDの働きが活性化するとカルシウムの吸収が高まるので、ホウ素を摂取すると骨粗しょう症を予防する効果があると言われます。
リコピン
リコピンはトマトに多く含まれているカロテンの1種です。
リコピンには強い抗酸化作用があり、なおかつ血液中の善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)のバランスを調整する働きがあると言われていて、生活習慣病の予防に役立つと期待されています。
ルテイン
ルテインはカロテンの1種で、僕たちの網膜に多く存在しています。
目の健康を維持するために役立つ成分だと言われています。
αカロテン(アルファカロテン)
アルファカロテンは緑黄色野菜に多く含まれるカロテンの1種です。
強い抗酸化作用をもち、ガン予防に効果的とされています。
バナジウム
バナジウムにはいろいろな効能があると考えられており、特にインスリンと同様の効果をもつことが期待されています。
インスリンは血液中の糖分濃度を下げる働きがありますが、バナジウムも血液中の糖分を取り込む動きを助ける役割をもっているので、糖尿病の予防効果があると考えられています。
βクリプトキサンチン
βクリプトキサンチンはみかんに含まれているオレンジ色の色素です。特に温州みかんに多く含まれていて、1日に必要なβクリプトキサンチンが含まれていると言われています。
βクリプトキサンチンには骨粗しょう症の予防・免疫力の向上・体表面の皮膚の水分量を増やす働きもあるとされています。
ゼアキサンチン
ゼアキサンチンはカロテンの1種です。白内障の予防に効果があるとされています。

OPTI-MEN(オプティメン)を実際に飲んだ感想
ここからは、実際に飲んでみた感想を書いていきます。
黒と黄色が基調のパッケージ
これがOptimum Nutrition社(オプチマム・ニュートリーション)の『OPTI-MEN(オプティ-メン)』です。
OPTI-MEN(オプティ-メン)』は黄色と黒のパッケージです。黒と黄色の組み合わせは警戒色なので人の目に飛び込みやすいので、ある意味では正解なのかもしれません。
新品なのできれいに密封パックしてあります。
『OPTI-MEN(オプチ-メン)』に含まれている栄養素はここまでご紹介してきた通りかなり豊富。ビタミンやミネラルから植物由来のエキスまでたっくさん含まれて
錠剤だから外で飲みやすい
海外サプリだとパウダー系が多いですが、『OPTI-MEN(オプチ-メン)』は錠剤タイプなので外出先でも飲みやすいです。
パスモと比較してみました。錠剤のサイズはけっこう大きいと思います。
『OPTI-MEN(オプティ-メン)』は男性向けだからかもしれませんね。
1日1粒で十分
『オプティメン』のパッケージによれば、1日3粒が目安とされていますが、|私の結論は1日1粒です。
58種類もの成分が含まれていることで、栄養素によっては過剰摂取につながる可能性があります。食事から十分に栄養補給できるのであれば、飲み過ぎは禁物です。
