本日のテーマはくびれ。くびれをつくるために鍛えなければならない筋肉をご紹介します。
▶︎参考:筋肉とは?
クビレの元になるのが腹斜筋(ふくしゃきん)という筋肉です。
キレッキレに鍛えられて割れた腹筋、いわゆるシックスパックは多くのトレーニーの憧れの的と思います。
パックリ割れたお腹を手に入れるために腹筋を鍛えたことがある人はたくさんいらっしゃると思いますが、「僕は腹斜筋までしっかり鍛えてるよ」と自信マンマンに答えられる人ってなかなか少ないんじゃないでしょうか。
腹斜筋って簡単にいえば横っ腹のことなんですけど、シックスパックには関係がないようにみえて、実はおなかまわりの体脂肪を引き締める効果があるから大切な部位なんですよ。
本日は、そんな腹斜筋をガッツり鍛えるためのトレーニング方法をご紹介します。
腹斜筋とは?
腹筋といえば、パートナーに足を押さえてもらって、上半身を頑張ってもちあげるトレーニングのイメージがあます。
よくある腹筋トレーニングとは違う
schit.net
でもこの筋トレって、実は腹斜筋のトレーニングはならないと思います。
せいぜい腹直筋か、場合によっては太ももしか鍛えられなかったりする(背筋をのばしていた場合、股関節の屈曲により大腿四頭筋が収縮する)。
そのため、腹斜筋を鍛えるためには専用のトレーニングメニューをこなす必要があります。
その前に、腹斜筋についてもう少し学んでいきましょう。
腹斜筋は左右の横っ腹にある筋肉
次の画像が示すとおり、腹斜筋は僕たちの左右の横っ腹に縦長に存在している筋肉です。
腹斜筋は外腹斜筋と内腹斜筋にわかれます。
外腹斜筋は表層にある筋肉で、内腹斜筋はその内側にあるインナーマッスルです。
さらに言えば、内腹斜筋の下に腹横筋という筋肉があります。

外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋
内臓を守る役割
おなかに力をいれてみてください。腹直筋だけじゃなく腹斜筋も緊張することがわかります。
お腹には胃袋や大腸・小腸といった消化器官があります。
このあたりの内臓は縮んだり膨らんだりするため、骨で守られておりません。
その代わりに腹斜筋が安定させてくれているのです。