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NSCA認定資格「NSCA-CPT」と「CSCS」の取得方法

NSCA

フィットネス市場が成長するにしたがって、僕のようにパーソナルトレーナーの資格取得を目指す方々も増えていると思います。
特に、難易度が高く就職に有利と考えられているNSCAの認定資格は、多くのトレーナーにとって憧れの存在でしょう。

  1. 「NSCA-CPT」
  2. 「CSCS」

 

この記事では、「NCSAとは何か」という基本的な内容から、「NSCA認定資格を取得する方法」を解説していきたいと思います。

NSCAとは?

NSCAは、1978年に設立された、アメリカ合衆国に本拠地を置く団体です。
正式名称をNational Strength and Conditioning Association(以下、NSCAという)と言い、全世界に33,000人の会員が所属している大規模な組織です。

会員の多くはフィジカルトレーニングなどを専門分野とするトレーナーであり、ざっくりと世界中のトレーナーが所属している団体と理解していただければOKです。

NSCA認定資格は2種類

そんなNSCAは、パーソナルトレーナーが取得を志す認定資格を2つ発行しています。

  • NSCA-CPT(Certified Parsonal Trainer)
  • CSCS(Certified Strength and Conditioning Specialist)

 

細かいことを申し上げると、2つの認定資格の正式名称は「NSCA-CPT」と「CSCS」であり、”NSCA-CSCS”と記述することは間違いです。

“NSCA認定資格とは”. NSCAジャパン.
https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/, (参照 2018-12-24)

どちらを取得してもパーソナルトレーナへとして胸をはって活動できますが、CSCSのほうが受験資格が厳しい(大卒以上)ためか、CPTを取得している人が多いです。

NSCA-CPTの取得プロセス

NSCA-CPTのほうが難易度は低いので、まずはこの認定資格を取得することから目指してください。

CSCSの資格試験を受けるためには税込49,300円の受験料が必要なため、なかなか気軽に受けられるものではありません。

NSCA-CPTの受験料は税込45,200円と少しだけ安く設定されており、合格率も73.3%(2017年度実績)と高い。
「どうしてもCSCSじゃないとダメ」という理由がない限りは、NSCA-CPTからはじめたほうが確率的にもよいでしょう。

  1. NSCAに入会
  2. CPR/AEDの認定
  3. 出願から受験まで
  4. 合格

 

【参考】NSCA-CPT認定試験を受験するには

NSCA-CPTの受験資格

民間資格ですが、パーソナルトレーナーに関する資格では世界最高峰ということもあって、受験条件がいくつか設定されています。

なので、ご自身が受験資格を満たしているかを確認するのが第1ステップです。

  1. NSCAジャパン会員である
  2. 満18歳以上
  3. 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
  4. 有効なCPR/AEDの認定者(*)
  5. NSCA-CPT認定試験に合格

“資格認定条件”. NSCAジャパン.
http://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/requirements.html, (参照 2018-12-24)

 

ちなみに、CPR/AEDの資格は合格してから提出してもOKです。
しかし、後出しの場合は、有効なCPR/AEDの認定者提出が確認されるまで NSCA-CPTの資格認定は保留となります。

STEP1. NSCAジャパンに入会

受験するためには、NSCA会員(NSCAジャパンに入会)になっている必要があります。

公式サイトから入会手続きをするだけです。
以下の左側にある「入会申込ページ」ボタンをクリックしていただければ、手続き画面に直接アクセスできます。

入会申込ページNSCAジャパン

ちなみに、会員にもいくつか種類があるのですが、「正会員」がもっともスタンダードな会員種別です。

学生会員学生(大学、大学院、専門、高校、中学)
正会員一般的な会員資格
英文会員刊行誌(英語版)の購読
賛助会員法人の場合

“会員種別”. NSCAジャパン.
http://www.nsca-japan.or.jp/02_admis/category.html, (参照 2018-12-24)

STEP2. CPR/AEDの認定

「NSCA-CPT」の認定資格を受けるには、有効なCPR/AED認定証をもっている必要があります。

CPRはcardiopulmonary resuscitationの略で「心肺蘇生法」を意味し、AEDはAutomated External Defibrillatorの略で「自動体外式除細動器」のことを指します。

実技を伴う認定であることが必須なので、テキストを読むだけやeラーニングで知識だけを身につけた場合の認定証では、NSCAの認定資格を受けることはできません。

NSCAの認定に適したCPR/AED認定は、一般社団法人国際救命救急協会や、日本ライフセービング協会などで受けることができます。

【外部リンク】国際救命救急協会

STEP3. 出願から受験まで

「NSCA-CPT」の出願は、NSCA会員の専用ページから手続きする方法のみとなります。

マイページNSCAジャパン

マイページから申し込みをした、郵送で必要書類を送付するだけです。

出願してから約2週間後、試験を運営しているピアソンVUEから「願書受理のお知らせ」という件名のメールが届くはずです。
届いてから120日間はいつでも試験を予約できるようになります。

試験予約は、そのメールに書かれているURLにアクセスして行います。
もし間違って予約をしてしまっても、日時変更やキャンセル(保留)ができるので、すぐに予約しましょう(24時間対応)。

出願手続きが完了すると、1~2週間後にピアソンVUEから試験予約の案内メールが届きます。メールの案内にしたがって、ウェブサイトから、または電話にてテストセンターの予約をおこなってください。
出願完了から2週間経ってもメールが届かない場合は、NSCAジャパン試験担当までお問い合わせください。案内メールに定められた受験期間内であれば、何回でも予約の変更は可能です。
ただし、試験を予約した日時の24時間前(*)を過ぎると、変更やキャンセルをおこなうことはできません。試験予約の変更やキャンセルは24時間前までにおこなってください。

“受験の手続き”. NSCAジャパン.
http://www.nsca-japan.or.jp/exam/registration/, (参照 2018-12-24)

万が一いつまで待ってもメールが届かない場合は、迷惑メールボックスに入っていないか確認し、それでも届かなければ、NCSA事務局に連絡してみましょう。

NSCAジャパン試験担当
TEL:04-7197-2064(平日9:00~17:30)
Email:exam@nsca-japan.or.jp

STEP4. NSCA-CPTに合格する

コンピューター試験なので、日本全国にあるピアソンVUEの試験会場でいつでも受けることができます。

合否はその日のうちに分かってしまうので、ドキドキするといった楽しみは一切ないのが残念ですが、次のアクションにすぐ移れるメリットは大きいです。

替え玉受験を防ぐためか、受験には顔写真がついています身分証明書の携帯が必須となっています。

CSCSの取得プロセス

「CSCS」の取得プロセスは「NSCA-CPT」と基本的に同じですが、より難易度が高いため、合格率も低くなっています。

「NSCA-CPT」と異なるのは、受験資格と受験料であり、以下のような違いがあります。

NSCA-CPTとCSCSの違い・比較

まとめると、「CSCS」のほうが受験資格が厳しく、それでいて難易度と受験料も高めになっているということです。

実録。NSCA-CPTに実際に申し込んでみた全手順

僕は現在、ジム開業に向けた修行として、とある会社で事業責任を負う形で仕事を任せていただいておりますが、同時並行で医学書等を読みながら、NSCAの「CSCS」を2019年内取得を目指しています。

そのための練習として、「CSCS」よりも20%ほど合格率が高い「NSCA-CPT」を受験することにしたので、実際の「NSCA-CPT」出願申込から受験までの全手順をスクリーンショット付きで解説しておこうと思います。

「CSCS」を受験する場合でも、基本的に手順は同じです。

NSCAのマイページにログイン

「NSCA-CPT」と「CSCS」を受験するためには、NSCAに入会した方しかログインできない、会員専用マイページから出願手続きをする必要があります。

NCSAマイページ

そもそも入会していない方は、会費を払ってNSCAメンバーになりましょう。

会員番号・パスワードを入力

NSCAへの入会が完了すると、次のような「会員番号とパスワードが記載されたメール」が届くはずです。

会員番号・パスワードを入力

このメール本文内に記載されている「会員番号」と「パスワード」を、マイページにログインする時に入力しましょう。

会員番号・パスワードを入力
パスワードは後から変更できるようになっていますし、万が一忘れてしまっても、再設定できるようになっていますので、ご安心ください。

マイページより受験申込(出願)

さて、マイページにログインすると、画面の真ん中あたりに赤いコーナーがあると思います。

僕のようにNSCA認定資格を持っていない場合は、”NSCA認定資格を取得していません”とでっかく書かれているはずです。

その文章の右下に「受験のお申込みは[こちらから>>]」というボタンがあるので、クリックします。

NCSAマイページ

マイページから申し込み

すると画面が変わり、受験したい資格試験を選ぶよう求められます。

今回は「NCSA-CPT」を受験したいので、下にある水色の[NSCA-CPT 認定試験【受験】出願へ]ボタンを選択します。

NCSAマイページ

出願フォームを入力

すると「出願フォーム」が開くので、必要事項を入力していきましょう。

職種の選択

まずは職種です。
3つまで選択できるようになっているので、自分に当てはまる項目を全て選んでいきます。

職種が試験合否に影響することはないと思います。
おそらく「どんな人が受験しているのか知る」ためのアンケート的な意味があるのでしょう。

CPR/AED資格の提出

有効なCPR/AED資格をもっている

有効なCPR/AED資格をすでにお持ちの方は、発行日と有効期限をそれぞれ入力しましょう。

有効なCPR/AED資格をもっていない

NSCA認定資格は、有効なCPR/AED資格をもっていないと発行してもらえませんが、試験を受けることは可能です。

受験の際には必須ではありませんが、資格認定には有効なCPR/AED認定証のコピーの提出が必要です。出願前に講習会を受講し、認定を取得されることをオススメします。

“受験の手続き”. NSCA資格認定試験.
https://www.nsca-japan.or.jp/exam/registration/, (参照 2018-12-26)

僕のように持っていないという方は、「有効な資格を所持していない」を選択すればOKです。
ただし、以下2点を承諾する必要があります。

  1. 有効なCPR/AED資格を保持せず受験した場合、その試験結果の有効期限は受験日から1年間であることを確認しました。
  2. 有効なCPR/AEDの認定証のコピーを提出するまでは、試験に合格しても資格認定されないことを確認しました。

 

つまり、「CPR/AED認定証が提出されないままNSCA試験に合格しても、有効な認定証が提出されるまで資格として認定しないから、受験日から1年以内に提出してね。」ということです。

以降は、各種ポリシーを確認しながら同意していくだけです。

3つのポリシーに同意

試験ポリシー

まずは試験ポリシーへの同意です。

試験ポリシーへの同意
キャンセルポリシー

続いてはキャンセルポリシーに同意します。

キャンセルポリシーへの同意
倫理規程・懲戒方針

最後に、NSCAジャパンの規定に同意すればOKです。

メール受信設定を確認

あとは、NSCAおよびピアソンVUEからのメールが迷惑メールになってしまわないよう、お使いのスマートフォンやパソコンのメール設定を確認しておきましょう。

必要書類の確認

NSCA-CPT受験には学歴証明が必要となっており、提出書類にも条件があります。

提出書類の条件
  1. 1年以内に発行された証明書であること
  2. 証明書のコピーではなく、原本であること
  3. 卒業証書や学位記でないこと
  4. 名前が変わった場合は、改名した旨を証明する書類も添付すること
出願時必要書類の確認(NSCA-CPT認定試験)

書類提出には2つの注意点があります。

  1. 必ず郵送で送付すること
  2. 会員番号が分かる書類を同封すること
出願最終確認

ここまでくれば、後は受験料を支払えばウェブ上での手続きは終了です。

受験料の決済手続き

「NSCA-CPT」認定試験の受験料は45,200円(税込)となっているので、クレジットカードでさっさと支払ってしまいましょう。

払わないと出願手続きは完了しません。

金額を確認して、[支払開始]ボタンをクリックします。

決済方法選択

 

受験料と学歴証明書

出願手続きが終わったら、「受験料の支払い」と「学歴証明書」の提出が待っています。
こういったタスクに時間をかけても合格率は上がらないので、さっさと終わらせてしまいましょう。

受験料を支払う

受験料の支払い方法は3種類あるので、お好きな方法を選べばいいでしょう。
僕の場合は、時間も手間もかからないクレジットカードで支払いました。

  1. クレジットカード(オススメ
  2. コンビニ支払い
  3. ペイジー

 

学歴証明書を送付する

「NSCA-CPT」を受験するためには、条件を満たす学歴証明書を提出しなくてはなりません。

  • 高等学校卒業以上の者
    1. 高等学校の卒業証明書
    2. 学校教育法が定める4年制・6年制大学、短期大学、もしくは専修学校の卒業証明書または在学証明書
    3. 学位取得を証する証明書(学位授与証明書、修了証明書、transcriptなど)

※卒業証書や学位記の原本およびコピーは学歴証明の書類として認められません。

  • 高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定)合格者
    1. 高等学校卒業程度認定試験または大学入学資格検定の合格証明書

“NSCA-CPT 試験要項”. NSCA資格認定試験.
https://www.nsca-japan.or.jp/exam/outline/cpt-guidelines.html#qualifications, (参照 2018-12-26)

 

学歴証明書は、卒業した高校や大学に発行してもらう必要があるので、少し面倒な作業です。
とはいえ、提出しなければ受験できませんので、がんばってやりましょう。

僕の場合は卒業した大学にお願いして、卒業証明書を取り寄せました。

慶應義塾大学の場合は、ありがたいことにインターネットで発行手続きを行えたので、1000円程度の出費で自宅まで郵送していただけました。

多くの場合は現地まで向かう必要があるかもしれませんが、往復交通費を鑑みると、郵送手続きのほうが時間の節約になりますし、効率的ですね。

予約から受験まで

さて、これでようやく受験できるところまできました。
あとはテストセンターを予約して受験するだけです。

テストセンターの予約

「NSCA-CPT」および「CSCS」の資格認定試験は、コンピューターを使って行われます。
(筆記や実技はありません)

 

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