ミオスタチンとは? ~Myostatin~

ミオスタチン遺伝子の操作によって筋肉ムキムキになった犬(中国)

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慶應義塾大学商学部卒業。フリーで活動するパーソナルトレーナー。渋谷や新宿、六本木を拠点に活動しています(東京23区は対応可能)。







ミオスタチンとは?

第1章では、「ミオスタチン」がどういった物質なのかを学びます。

タンパク質

タンパク質とは複数のアミノ酸が結合してできた化合物の総称だ。特定の物質を指している言葉ではないため、タンパク質という名称をもつ物質があるわけではない。

そして、このページのテーマであるミオスタチンはタンパク質の1種だ。

ミオスタチンはタンパク質の1種

 

英語でmyostatin、別名GDF-8

ミオスタチンは英語でmyostatinと書き、”マイヨスタティン”と発音する。

また、別名GDF8(Growth Differentiation Factor 8)とも呼ばれている。Growth Differentiation Factorは日本語で細胞増殖分化因子などと訳され、細胞増殖に影響する要素だ。

 

ミオスタチンのGDF8としての働きは後述する。

 

サイトカインの1種

前述したとおりミオスタチンはタンパク質の1種だが、タンパク質には多くの種類があり、さらに細かく総称がつけられている。

タンパク質の中で、細胞同士がコミュニケーションをとるための情報伝達を担っているものをサイトカインと総称する。よって、サイトカインという名称をもつ物質はない。

タンパク質→サイトカイン→ミオスタチン

 

タンパク質の分類

タンパク質の分類方法は1つではない。タンパク質の構成成分で分類したり、形で分類したりと様々だ。

筋肉増殖制御因子

筋トレをライフワークにしている方は、ミオスタチンの存在を知っておいて損はないかと。

というのも、ミオスタチンには骨格筋の細胞増殖を抑制する働きがあるのだ。つまり恐ろしいことに、

ミオスタチンが増える

筋肉が減る

という図式になってしまうのだ。

 

参考情報

Mcpherron, Lawler, Leeによって発見

筋肉の発達を抑制してしまうミオスタチンだが、1997年5月1日付のnatureに掲載された論文で、Alexander C. Mcpherron, Ann M. Lawler, Se-Jin Leeによってその働きが明らかにされました。

These results suggest that GDF-8 functions specifically as a negative regulator of skeletal muscle growth.
(これらの結果は、GDF8が特に骨格筋の成長においてネガティブな影響をもたらすことを示している。)

Source:Regulation of skeletal muscle mass in mice by a new TGF-p superfamily member







ミオスタチン遺伝子の操作によって筋肉ムキムキになった犬(中国)

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