久しぶりにマルチビタミンのサプリメントをレビューします。
ご紹介するのは、僕が個人的に大好きなMuscleTech社の『プラチナ・マルチビタミン』です。
マッスルテックとは?
MuscleTechとは、アメリカに本社があるサプリメント・プロテインを製造・販売する企業です。
プロテインのニトロテックシリーズは海外でも高い人気を誇っており、ボディビルダーだけでなく一般のユーザーにも愛されているメーカーです。
製造過程できちんと臨床試験を行ったり、ドーピングにひっかかりやすい成分も混ぜないなど、スポーツ選手のことを徹底して考えている会社です。
プラチナ・マルチビタミンの全成分
では早速、マッスルテック社『プラチナ・マルチビタミン』の全成分をみていきましょう。
上の表は、3カプセルあたりの栄養成分表示です。
ビタミン類
『プラチナ・マルチビタミン』に含まれるビタミンは全部で12種類です。
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
- チアミン(ビタミンB1)
- リボフラビン(ビタミンB2)
- ナイアシン
- ビタミンB6
- 葉酸
- ビタミンB12
- ビオチン(ビタミンH)
- パントテン酸
ビタミンA
脂溶性ビタミンの1つであるビタミンAは、3カプセルあたり10,000IU。
免疫機能、筋肉・骨の発育、目の疲れ、そして皮膚機能の正常化など、僕たちのカラダに関わる様々な機能に関わるビタミンです。
ビタミンC
ビタミンCは水溶性ビタミンの1種。
美容ビタミンとして有名で、細胞同士の間にあるコラーゲンというタンパク質の生成に必要不可欠な成分です。
ビタミンCは風邪に効くというのは、なんの根拠もない主張だったということが現在では有力となっています。
ビタミンD
ビタミンDは脂溶性ビタミンの1種で、カルシウムの吸収を助ける働きにくわえ、血中カルシウム濃度のコントロールにも作用している成分です。
筋トレをするとカルシウムが使われるので、カルシウムとともにビタミンDを摂取する必要があります。
ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンの1種です。
抗酸化作用があるので、体内の細胞膜が酸化していくのを抑制してくれます。
また、血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の酸化を防ぐことで動脈硬化の予防にもつながります。
幼少期、母親が「お肌にいいからビタミンEのサプリを飲むわ」と言いながら毎日飲んでいたのは、アンチエイジング効果を期待してのことでしたんです。
チアミン(ビタミンB1)
チアミン(ビタミンB1)は、その名の通り最初に発見されたビタミンです。
筋トレにおいては、食事などから摂取したブドウ糖を、エネルギーとして使うために必要な成分として活躍します。
エネルギー効率がよくなれば、運動による体脂肪減少スピードも上がり、筋トレダイエットの成果も高まることが期待できます。
リボフラビン(ビタミンB2)
リボフラビン(ビタミンB2)は、水溶性ビタミンの1種です。
3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)の分解・消化に関わっている成分とされるだけでなく、皮膚・爪、髪の毛などが正常であるために必要不可欠な栄養素です。
ナイアシン
ナイアシンは水溶性ビタミンの1種です。
体細胞において、3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)からエネルギーを作り出す働きを助けてくれる栄養素です。
ビタミンB6
ビタミンB6は水溶性ビタミンの1種です。
摂取したタンパク質をエネルギーに変えていくだけでなく、筋肉や肌、血液などの材料になることを助けてくれる栄養素です。
筋肥大させるためにはタンパク質だけでなく、ビタミンB6も一緒に摂取する必要があります。
葉酸
葉酸は水溶性ビタミンの1種で、ビタミンB12とともに血中のヘモグロビンを生成する働きがあります。
また、タンパク質を合成するときに必要となるDNA(デオキシリボ核酸)等の核酸をつくってくれるので、筋トレにおいても重要な栄養素です。
ビタミンB12
ビタミンB12は水溶性ビタミンの1種で、貧血に効く栄養素の1つです。
上述したようにヘモグロビンの生成に関わるだけでなく、脳からの神経伝達回路を維持する働きもあるとされます。
ビオチン(ビタミンH)
ビオチンは水溶性ビタミンの1種で、糖質・体脂肪・アミノ酸を代謝する酵素の補酵素として働きます。
肌や爪、そして髪の毛などを美しく保つたけに必要な栄養素です。
パントテン酸
パントテン酸は水溶性ビタミンの1種で、ビオチンと同様、糖質・体脂肪・アミノ酸を代謝する酵素の補酵素として働きます。
筋トレや運動に必要なビタミン類は、この『プラチナ・マルチビタミン』で十分摂取できます。
[colwrap][col2][/col2] [col2][/col2][colwrap]ミネラル類
『プラチナ・マルチビタミン』に含まれるミネラル類は全部で8種類です。
- カルシウム
- マグネシウム
- 亜鉛
- 銅
- マンガン
- モリブデン
- ナトリウム
- カリウム
アミノスーパーマトリックス
アミノスーパーマトリックスとは、MuscleTech社ならではのアミノ酸ブレンドです。
『プラチナ・マルチビタミン』には、以下6種類のアミノ酸が配合されています。
- グリシン
- α-リポ酸
- L-メチオニン
- L-シトルリン・マレート
- L-アルギニン HCI
- L-システイン
グリシン
グリシンはアミノ酸の1種です。
僕たちヒトの身体を構成しているアミノ酸は全部で20種類あり、グリシンは体内で生成できる非必須アミノ酸(11種類)の1つです。
DNA(デオキシリボ核酸)等の核酸やコラーゲンの原材料になるだけでなく、最近では睡眠の質を高める効果もあると考えられています。
α-リポ酸
α-リポ酸は、人体の細胞中にあるミトコンドリアに存在している物質で、運動などに必要なエネルギーを産生する酵素を助ける補酵素です。
L-メチオニン
L-メチオニンは必須アミノ酸(9種類)の1つなので、食事などを通じて体外から摂取しなくてはなりません。
老廃物を除去する働きがあるので、大量のタンパク質摂取などで疲労した肝臓を助けてくれます。
L-シトルリン・マレート
L-シトルリン・マレートはシトルリン・リンゴ酸とも呼ばれるアミノ化合物で、高強度なレジスタンストレーニングなどで疲れた筋肉の回復を促進させる働きが期待されています。
L-アルギニン塩酸塩(HCI)
L-アルギニン塩酸塩(HCI)はアミノ酸の1種です。
トレーニングで疲れた身体を疲労から回復させる働きだけでなく、血管を拡張させて血流を高めるといった作用もあります。
摂取したカフェインの覚醒作用を強めるので、コーヒーなどと一緒に飲むと寝つきが悪くなる可能性もあります。
L-システイン
L-システインはタンパク質を構成するアミノ酸の1種で、僕たちの皮膚・髪の毛・爪などに存在しています。
肌のターンオーバーを促進してくれたり、黒色メラニンの無色化や新しいメラニンの生成抑制などの美白効果が期待されています。
[colwrap][col2][/col2] [col2][/col2][colwrap]ハーバルマトリックス
- 緑茶葉抽出物
- ノコギリヤシ抽出物
- アメリカニンジン
- エキナセアの根
- イチョウ葉
- グレープシードエキス
- グリーンコーヒー豆エキス
- ウコンエキス
- オクタコサノール
酵素複合体
- アミラーゼ
- パパイン
アミラーゼ
アミラーゼは消化酵素の1種で、膵臓と唾液腺から分泌されています。
アミラーゼは、白米などの炭水化物に含まれるデンプンをブドウ糖へ分解する働きがあります。
アミラーゼがあるおかげで、食後の胸焼けや胃もたれを予防できるのです。
パパイン
パパインはパパイアから見つかった酵素で、3大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)の全てを分解する働きをもっています。
パイナップルにも含まれるので、酢豚に入っているのは肉類を柔らかくするためなのです。
[colwrap][col2][/col2] [col2][/col2][colwrap]ミネラルサポート複合体
もともとの表記は”Mineral Support Complex”。
「ミネラルサポート複合体」という和訳は完全に僕のオリジナルなので、合っているかどうかは定かではありません。
- イトール
- ホウ素
- コリン
イトール
イトールはビタミンB8とも呼ばれている栄養素で、全身の細胞にある炭水化物でもあります。
果物や野菜だけでなくタネや大豆などにも含まれていて、糖なので穀物にも当然存在しています。
脳からの神経伝達を助ける働きがあります。
ホウ素(ボロン)
ホウ素(ボロン)は、インターネットでバストアップ効果があるともてはやされている成分です。
とゆーのもホウ素(ボロン)には、女性ホルモンの1種であるエストロゲン分泌を促進してくれる働きがあるからです。
コリン
コリンは、脳や細胞膜の構成に必要な栄養素で、脳からの神経伝達物質としても働きます。
体内で合成できないため、卵黄やレバー、大豆、ヒマワリの種などから摂取する必要があります。
[colwrap][col2][/col2] [col2][/col2][colwrap]摂取量とカプセルの大きさ
では、摂取目安量とカプセルの大きさをみていきましょう。
1回あたり3カプセルが目安
摂取量の目安は3カプセルまでとなっています。
ただ、サプリメントは法的に医薬品ではないので、明確な用法・用量を記載できないという縛りがあり、あくまで参考値だと思ってください。
アメリカのサプリなので、一般的な日本人体型なら1カプセルでもいいですし、身体が大きい方なら3カプセル飲んでもいいでしょう。
1カプセルは1.5cmくらい
大きさを伝えるために、パスモと並べて比較してみました。
だいたい1.5cmくらいですね。
僕はでかいサイズでも気にせず飲めるタイプですが、飲み慣れていないと厳しいかもしれませんね。
どこで買うのが安いのか?
それでは、どこで『プラチナ・マルチビタミン』を購入するのがもっとも安くなるのでしょうか。
Amazon.co.jpでは売っていない
といっても、そもそも本日時点(2018年5月8日)ではAmazon.co.jpでは取り扱っていません。
とはいえ、これから在庫が追加される可能性もなくはないので、「muscletech platinum multivitamin」で自動入力で検索できるボタンを貼っておきますね。
iHerb(アイハーブ)では52%オフ
それでは、トレーナー御用達のiHerb(アイハーブ)ではどうでしょうか。
なんと、メーカー希望小売価格の3,083円から、40%オフの1,849円で販売されています。
さらに、2018年12月31日までMuscleTechの商品はセール対象(20%オフ)なので、
さらに安くなって、1,479円にまで下がりました。
最初のメーカー希望小売価格である3,083円から、なんと52%オフになったわけです。
正直、ここまで安くなるのであれば、iHerb(アイハーブ)でしか買い物できなくなるわ。。。
プロモコードでさらにさらに安く
ここまでで十分安くなりましたが、iHerb(アイハーブ)にはプロモコードという名のクーポンが用意されているので、さらにさらに安く購入できるのです。
あとがき
最後までお読みいただきありがとうございました。
マルチビタミン系のサプリメントは無数にありますが、できるだけ実績のある商品を選んだほうがいいと思います。
この記事ではマッスルテックの『プラチナ・マルチビタミン』を特集しましたが、以下の記事も読んでくださると嬉しいと思います。
それでは。