上腕二頭筋の筋肥大を最大化する筋トレメニューでご説明したとおり、筋線維を大きくするには、「POF(Positions Of Flexion)」に基づいてカリキュラムを検討することを述べました。
- ミッドレンジ
- ストレッチ
- コントラクト
そして、上腕二頭筋におけるPOFは以下の3フォームになります。
このページでは、ケーブルマシンを使ったPOFメニューのレパートリーを増やしていただけるよう、コントラクト種目に該当する「ハイプーリー・ケーブルカール」をご紹介します。
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ハイプーリー・ケーブルカールのやり方
必要なケーブルマシン
ハイプーリー・ケーブルカールは、”ケーブル”という単語が示す通りケーブルマシンを使う筋トレ種目です。
なので、ご自宅でこのトレーニングを行うはちょっと難しく、フィットネスクラブにあるケーブルマシンを使ってやる必要があります。
両手でそれぞれのグリップを握る
横に大きく広がったケーブルマシンの中央に仁王立ちとなり、左右についていますグリップをそれぞれの手で握ります。
手首は内側に、かつ上を向くようにグリップすることがポイントです。
そして、二の腕が垂れ下がらないようにかまえます。水平か斜め上になる感じならOKです。
グリップを顔に向けて引く
そのまま、グリップした両手を顔に向けて引きます。
この時、二の腕が動かないように注意しましょう。動ければそれだけ反動がついてしまい、上腕二頭筋に全ての負荷がかからなくなってしまいます。
腕を最後までひいたら、腕を伸ばして戻していきます。ハイプーリー・ケーブルカールはこれで1回となります。
あとがき
本日はケーブルを使って上腕二頭筋を鍛えるハイプーリー・ケーブルカールという筋トレのやり方をお伝えしました。
大きめのケーブルマシンがないと難しい点がマイナスですが、もしできるマシンがジムにあるならぜひ実践していただきたいです。