グラスフェッドプロテインという言葉を聞いたことはありますか?
昨年、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』という本がブームになり、その中で紹介されていましたグラスフェッドバターというのが人気になりました。
まさに爆売れってくらい売れまくって、テレビや雑誌でもたくさん紹介されていましたので、”グラスフェッド“という単語を耳にしたことがあるという方は、いらっしゃるかもしれません。
もくじ
グラスフェッドプロテインとは?
グラスフェッドプロテインとは、牧草で育てられた牛だけから抽出した乳清で作ったホエイプロテインのことです。
グラスフェッド = 牧草飼育
グラスフェッドは英語でgrass-fedと書き、「牧草飼育(牧草を餌に育てられた)」という意味です。
- grass-fed cattle = 牧草で育てられた牛
- grass-fed beef = 牧草で育てられた牛の肉
牛のエサにも種類がありますようで、穀物を食べて育った牛のお肉と、牧草を食べて育った牛のお肉では、味が違ってくるのです。
例えばオーストラリアで育てられた牛のお肉をオージー・ビーフといいますね。
オーストラリアで育てられた牛のお肉は赤身が多く、じゃっかん硬さが強いという特徴があります。
なので、柔らかさが求められる焼肉やしゃぶしゃぶで食べるより、ミンチにしてカレーやシチューといった煮込み料理にしてしまうのが向いているです。
特長①:アミノ酸スコアが高い
アミノ酸スコアとは、「食べ物に含まれる必須アミノ酸(9種類)が、どのくらい満たされているかで計算される点数」で、100に近ければ近いほど良いとされています。
体内で生成できないアミノ酸を必須アミノ酸といい、以下とおり9種類あります。
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
- リシン
- メチオニン
- フェニルアラニン
- トレオニン
- トリプトファン
- ヒスチジン
特長②:価格が高くなりやすい
ストレスが少なく栄養価の高い牧草で育てられたグラスフェッドビーフは、同じように栄養価も高い特長があります。
しかし、グレインフェッド(穀物飼育)の牛の1/3程度しか生産されていないため、希少性が高く値段も高価になります。
オススメグラスフェッドプロテイン
ここからは、個人的にオススメなグラスフェッドプロテインをいくつかご紹介していきます。
本日ご紹介しますプロテインは、全てiHerb(アイハーブ )というサイトで購入できます。
4月30日まで割引が適用されるので、ぜひお試しください。
グラスフェッドホエイ・ブースター(Naturade)

まずは、Naturade(ナチュレイド)社が製造・販売している『グラスフェッドホエイ・ブースター』です。
このプロテインの原料となっている乳清(ホエイタンパク)は、農薬のないニュージーランドの牧草地で、一年中牧草を食べて育てられた牛から抽出しています。
この牧草地で飼育されている牛には、遺伝子を組み換えていないエサのみを与えていて、そのほかの化学物質や抗生物質などにもさらされていません。
自然いっぱいで育てられた牛から抽出された乳清(ホエイタンパク)は、そうでない牛から取り出された成分よりも、免疫因子(免疫グロブリン、ラクトフェリンおよび血清アルブミン)を多く含んでいます。
また、プロテインには珍しく食物繊維が1食あたり6gも含まれるので、タンパク質をたくさん摂取して胃腸が弱っている方にオススメです。
グラスフェッドホエイ・ドリンクミックス(マッスルファーム)

続いては、マッスルファーム社が製造・販売している『グラスフェッドホエイ・ドリンクミックス』です。
プロのアスリート向けに開発されているので、ドーピング検査でも引っかからないよう禁止物質は含まれていません。
また、トレーニング効率や運動パフォーマンスを高めるため、BCAAやグルタミンといったアミノ酸も含まれています。
グラスフェッドプロテインのまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
本日の内容は
朝食がわりにグラスフェッドバターを溶かしたコーヒーを飲みはじめた方は多いかもしれません。
もし筋力トレーニングもしているのであれば、タンパク質も合わせて摂取できるグラスフェッドプロテインを試してみることをオススメします。