分枝鎖アミノ酸とは? ~Branched-Chain Amino Acids~

分枝鎖アミノ酸とは? ~Branched-Chain Amino Acids~

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慶應義塾大学商学部卒業。フリーで活動するパーソナルトレーナー。渋谷や新宿、六本木を拠点に活動しています(東京23区は対応可能)。







私たちヒトのカラダに必要なタンパク質は20種類と言われている。

この20種類のアミノ酸を、

  • 必須アミノ酸(人体で生成できないアミノ酸)
  • 非必須アミノ酸(人体で生成できるアミノ酸)

のどちらかに分類していくと以下のようになる。

アミノ酸20種類

この左側にまとめられた必須アミノ酸9種類のうち、上3つ(バリン・ロイシン・イソロイシン)がBCAA(=分岐鎖アミノ酸)だ。

分岐鎖アミノ酸(BCAA)の効果

分岐鎖アミノ酸は筋肉の中に貯蔵されていて、筋トレのとき(筋線維が収縮するとき)にエネルギー源として消費される。

よしお
貯蔵されていると書いたが、どちらかと言えば筋肉を構成している物質とも言える。

そして、筋肉を構成する必須アミノ酸9種類のうち、30%~40%ほどをBCAAが占めていると言われている。

そのほか、BCAAにはいろいろな効果メリットが期待されているので、ご存知でない方はこの記事を読みすすめていただけると幸いと思う。

筋肉が小さくなりにくくする

BCAAにはさまざまな作用があるが、筋トレをしている人にとって嬉しい「筋肉が小さくなりにくくする」効果があると考えられている。

分岐鎖アミノ酸

筋肉が小さくなるというのは筋分解をいいます。筋肉細胞が分解されていくことで、だんだんと筋線維(筋繊維)が少なくなっていくのだ。

この状態をカタボリック(異化作用)といいます。

 

運動パフォーマンスを高める

筋肉を大きくしたいわけじゃない方にとっても分岐鎖アミノ酸は重要だ。なぜなら、運動時のパフォーマンスを高める効果があると考えられているからだ。

分岐鎖アミノ酸は運動パフォーマンスを高める

分岐鎖アミノ酸をトレーニングや試合前に摂取すると、血中のBCAA濃度が高くなって全身に運ばれます。

BCAAはエネルギーとして消費される速度が速いので、運動をするとすぐに筋肉に貯蔵されたBCAAが使われていく。

血液中に分岐鎖アミノ酸があれば、消費された分がすぐに補給されていくので、エネルギー不足になることが減る。

結果、運動時のパフォーマンスが高まると考えられているのだ。

 

医療における分岐鎖アミノ酸

運動やトレーニングをしていなくても、医療分野で分岐鎖アミノ酸が投与されているケースがある。

肝硬変や肝性脳症

肝硬変になってしまうと完治させることは難しいため、以前は寿命が10年足らずと考えられていました。

肝硬変になると肝機能が低下する。

すると、肝臓で合成されるタンパク質が少なくなるため、血清アルブミン値(血清内のアルブミンの量)も低下する。

アルブミンはタンパク質の総称として使われる用語だ。







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